[FI→EE→LV→LT]バルト三国早周り その10:さようなら、バルト三国

(今回の旅はウェブサイトにまとめてあります)
午前7時、さすがに外国まで来てマクドナルドでじっとしているわけにはいかないので、雨が止んだのを確認してヴィリニュスの街に出る。

タリン、リガは旧市街が世界遺産になっているのだが、ヴィリニュスはそうではないのでいささか迫力がない。さらに僕は旅の後半になると、調べが甘く今回の旅自体ほとんど何の下調べをしてこなかったせいで、ヴィリニュスがどこの位置にあるかもよくわからない。

とりあえず、大きな教会に行けば僕としては満足なのでヴィリニュス大聖堂に向かう。
ヴィリニュス大聖堂
エストニア、ラトビアは比較的宗教色が弱いが、リトアニアはローマ・カトリックが人口の殆どをしめているらしい。ということで、大聖堂もこれまでの国に比べてとても立派であった。


日曜日ということもあって、雨にも関わらず多くの人がミサのために教会に来ていた。じゃまにならないようにあまり写真は撮らないでいた。

教会に行き、いよいよやることがなくなってしまった。博物館などが開く前には空港にいなくてはならないため、やることといったら朝飯を食うぐらいしかない。街には人がほぼおらず、店も空いてなかったがほぼ唯一開いていたホテルの朝食バイキングを、宿泊者に紛れて食べた。もちろん有料。

ここで時間を潰して、あとは電車で空港に行くのみ。出発の1時間前から電車は到着しており、ひたすら電車の中で待つ。電車が動き、少しだけ走ってすぐに止まる。どうやら空港は街のすぐ近くであったらしい。

リトアニアのバスは有線
今回のバルト三国の旅、下調べをほぼせずに、しかもあまりに早周りだったため、ほぼ何もしなかった。こういう旅をして一体何の意味があるのかわからないが、僕は陸路でヨーロッパを繋ぐという、誰にも言われていない使命があるのである。いつかまた落ち着いたらゆっくり周りたいな。

旅の記念として、その土地のコインを最低1つ取っていくことにしている。今回はすべて1ユーロが揃った。バルト三国にユーロが導入されたのは2011年と非常に最近。小国であまり出回らないため、3つとも手にいれたのはうれしい。

ということで、今回の旅は終了。だけど、また次の旅がすぐ始まりますよ〜。誰も見ていないこのブログだけど、自己満足のみを原動力にして書きます。