ロッククライミングから見る、日本とスウェーデンの国民性の違い

同僚が学会で、日本に行ってきた。彼はロッククライミングが好きで、日本でも室内のロッククライミングに行ってきたそうだ。そこで、日本とスウェーデンのロッククライミングのやり方の違いを教えてくれた。

日本のロッククライミングはかなり几帳面だそうだ。例えば、指導されるときにはちゃんとポインターでどこを持つなどちゃんと教えてくれ、登る人も決して無理はしない。

一方スウェーデンはもっとフリーであるらしい。実際僕も彼についてロッククライミングに行ったのだが、初めてでも誰にも指導されず、ロープもつけずにただ登っていった。届きそうにない突起をジャンプでつかもうとして、落ちる人もたくさんいた。

僕は、それはけが人が出た時に、日本の場合はお店が多大な非難を受けるからだと思ったが、彼はそれは日本人の特徴だと言っていた。全てのことに対して正確(Precise)であり、かつ恥ずかしいことをしたくない。たしかに、ロッククライミングでちょっと無理をして落ちると大変恥ずかしいかもしれない。
ロッククライミングから見る、日本とスウェーデンの国民性の違いでした。