[IS]オーロラを見に行く1:レイキャビク到着

前回のフィヨルドの旅シリーズは一旦終わったけど、実際には続きの旅。

日本から来た友人は、フィヨルドとオーロラが見たいと言っていた。当初5人で来る予定だったため、そのどちらの要望も叶えることは無理だと思っていたが、結局1人で来ることになったためココは思い切って両方行くことになった。フィヨルドはノルウェー、そしてオーロラを見るためにアイスランドに行くことにしたのである。

北の国=オーロラというイメージがある。実際に僕が持っている北欧のガイドブックは多くのページを割いてオーロラ特集を組んでいる。しかし、実際に北欧でオーロラを見るのは簡単ではない。その理由は主に二つ。1つは、オーロラを見るには、かなり北に行かないといけない。オスロ、ストックホルム、ヘルシンキとも北欧の中では南にあるため、北まで移動しなくてはならず、ほとんどの町は栄えてないため、オーロラを見る以外にやることがあまりない。2つ目は、北欧の北は天気が悪いときが多く、オーロラが見える確率はそんなに高くないらしい。ガイドブックはいいことしか書いてないが、実際にクチコミなど見てみると、オーロラを見るのはアメリカやカナダの方が圧倒的によく、北欧は全くおすすめされていなかった。

オーロラに向かない北欧だが、その中でもオーロラを見るのにふさわしい国が、アイスランドである。アイスランドは国全体がオーロラベルトの下にあり、首都のレイキャビクで見ることが出来る。オーロラが見えなくても退屈することはないと思い、オスロからレイキャビクに飛んだ。

飛行機で移動中も、オーロラ観察のチャンスらしく、必死に外を見ていたが、全く見えなかった。夜8時にレイキャビクに着き、借りていたレンタカーで空港からホステルに向かう。レイキャビクは残念ながら大雨であり、この日はオーロラは全く望めない。