アイルランドからイギリスまで その2:ダブリン散策

飛行機がキャンセルになったせいで、本来は夕方にダブリンに着いているはずが、その次の朝に行くことに。この間固く冷たいベンチで横になっていた。正直に言うと、今回の旅はあまり乗り気ではなかったので、このままキャンセルしようかと思ったが、帰りの飛行機などはもう予約してあるので結局行くことにした。

次の日の朝、7時にストックホルムを出発。9時半にダブリン空港に到着した。アイルランドは、EUに加盟しているがパスポートチェックがあり、入国出国ともスタンプが押された。

時差が一時間あるので、実際は3時間ほどのフライトである。空港からバスで中心部まで向かう。午後2時にはもうダブリンを去らないといけないので、観光する時間は数時間しかない。もともとあまり調べてなかったために、行きたいところもなく、時間もないので観光する気がなくなった。とりあえず中心部を歩き、朝食兼昼食を食べることにした。


アイルランドで最も世界的に普及しているのはアイリッシュバーとギネスビールである。僕はお酒は飲まないが、飯を食うためにアイリッシュバーに行った。ダブリンの街は本当にたくさんのアイリッシュバーがあり、かなりしっかりした食事も出している。僕はアイリッシュシチューを食べようとしたのだが、入った時間が早くてまだ朝食しか頼むことができなかった。仕方なく、アイリッシュブレックファストを注文する。


見た感じはイギリスの朝食と何が違うのかよくわからない。朝から何も食べてないので腹が減っていたのだが、残してしまうぐらい量が多かった。アイリッシュシチューが心残りで、本当はこの後別のバーでシチューを食べようとも思ったのだが、とても腹に入らない。このまま出発するまで街を歩くことにする。

もうダブリンを去るのに時間がそんなにないため、博物館の中等には入らず、教会も外から眺めることにした。ダブリンの街は華やかさがある反面、本質的には暗いところがどこかある。

アイリッシュバーが好きな人にとってはたまらなくいい街なんだろうなと思う。特に何もすることなく、ダブリンを去ることになった。

次はイギリスに向けてフェリーに向かう。