南欧へ その6 アテネよさよなら

次の日の朝五時半に起き、駅に向かう。このホステルは駅にかなり近い。街全体は廃墟のように寂れているが駅だけはかなりきれいだ。空港いきのきっぷを買い、空港へ向かう。空港も駅以上にきれいだった。オリンピックの影響で交通の要所だけはきれいにしていたようだがはたしてそれでいいのだろうか。

搭乗まではスムーズに行き、予定時刻ちょうどに飛行機は出発した。機内では機内食が出てきた。いつもLCCしか乗らないので機内食が出てきたのはほぼ初めてだが、その機内食はとてつもなくまずかった。トルコもギリシャもそうだが、彼らの食生活はかなり単一であるようだ。ケバブかパイぐらいしかない。アジアのものはほとんどなかった。僕はここでは暮らしていけないと思った。早くストックホルムに戻ってサーモンの寿司が食べたい。